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夏の星座

いて座

いて座:神の子であると共に人の子であるという2つの性質を持った射手の姿を見ることができます。弓を持った力強い武士の姿ですが、腰から下は馬という怪人で、ケンタウルス族とよばれる馬人です。ギリシャ人は、ケイローンとよんでいました。矢の先は、さそり座やへびにも向けられています。キリストが、救いの計画を妨害しようとしている悪魔との戦いに打ち勝ち、自らを犠牲にして死に復活した事実は、この星座の意図しているところでしょう。

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夏の星座

へびつかい座

へびつかい座:古代ギリシャでは、医師の神をへびつかいにあてはめました。悪魔と戦いながら、病人をいやし、神の子であることを証明しつづけたキリストの働きを連想させるものです。「イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。」(マタイによる福音書9章35節)

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へび座

へび座:古代の神話によると、悪魔は常に神と人間を征服し、主権を握ろうとしています。この星座に見られる蛇は、王冠を奪い取ろうとしていますが、大男の両手に押さえつけられもがいています。エデンの園で、エバをそそのかして禁断の実をもぎとらせてしまったのも蛇のしわざであり、この世に罪をもたらすことになりました。この星座にあわらされている蛇は悪魔の象徴です。聖書では、いたるところで悪魔について語り、具体的にどんなことをやってのけたかを示しています。

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夏の星座

さそり座

さそり座:昔からS字はサソリの姿を表しており、サソリは毒をもっているので恐怖のしるしとなっておりました。さそり座は漁師オリオンを刺し殺したとされており、オリオン座は、さそり座が西の空に沈んでから、こわごわと東の空に昇ってくるといわれております。この星座は、エジプト人にとっては、へび(悪魔)の姿で表されていました。蛇はキリストにとって敵でした。キリストの生涯はアンタレスに象徴される悪の力との戦いでした。キリストを苦しめたのは、さそりの猛毒といえるかもしれません。

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夏の星座

はくちょう座

はくちょう座:古くから南十字に対して、北十字とも呼ばれていました。美しい白鳥は、乾ききった人々の心に喜びの水を与え、生きる希望をもたらす主イエス・キリストをあらわしています。この白鳥は、天のかめから尽きることなく流れる川、天の川銀河(ミルキーウェイ)の上を舞っています。恵み豊かないのちの水の上を舞っているのです。α星デネブは「来るべき主」を表し、デネブの別名アリデッドは「主がおりる」という意味があります。キリストは、今なお、天に舞いつつ、人々に希望と勇気を与え続けているのです。

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こと座

こと座:旧約聖書の詩編21編「御力を表される主をあがめよ。力ある御業をたたえて、我らは賛美の歌をうたう。」ハープは、喜びの歌ごえを象徴しており、一等星ベガはその中心となっています。この星座も、福音の印です。アダムが楽園から追放され、人間は長い間真実の喜びと笑いの世界からおいやられていました。失われた世界を象徴しているのがこの星座です。こと座を眺めるとき、イエス・キリストに委ね、悪魔から解放されて、悩み・苦しみ・ねたみ・争いからはなれ、ハープの奏でる楽園の世界へと導かれるように感じます。