カテゴリー
夏の星座

みなみのかんむり座

みなみのかんむり座:トレミーの48星座の1つですが、神話等はないようです。昔は、草花を束ねて作ったものであったので、冠のことを「南のリース」と呼んでいたようです。イエスは、いばらの冠をかぶされました。みなみのかんむりとは直接関係ありませんが、苦しみや悲しみを知っていた王といえるかもしれません。

カテゴリー
夏の星座

たて座

たて座:ヘベリウスが1684年に「ソビエスキーのたて座」としてつくったものです。17世紀にオスマン・トルコ帝国を打ち破ったポーランド王・ソビエスキーをたたえたもので、星座の中でも実在する人物が元になった珍しい星座といえるでしょう。星座の中心に大きく十字架が描かれているのが特徴です。今では、ソビエスキーという名前が消えて「たて座」と呼ばれています。

カテゴリー
夏の星座

ヘラクレス座

ヘラクレス座:龍を退治するところを表しています。大男の額にところには、ラス・アルゲティが輝きます。これは「悪魔を退治する頭」という意味をもっています。この星座は、救い主キリストが悪魔とその世界に属するすべてのものを破壊し、滅亡に追いやることを示しています。

カテゴリー
夏の星座

てんびん座

てんびん座:この星座が示しているのは、刑罰、代価、神の裁判や調停にあります。キリストの十字架の死はまさに私たち人間の受けるべきさばきを、身代わりになって受けられたのです。キリストのあがないこそが、てんびん座の意味するところです。一方の皿は全能の神の人間の罪のさばきにのぞむきびしい正義の重さを示し、もう一方はあがないの主イエス・キリストが罪人の救いのために払われた犠牲の重さをあらわしているのです。

カテゴリー
夏の星座

こぎつね座

こぎつね座:こぎつねとがちょうが元になった星座とされています。有名なM27鉄アレイ星雲があり、りんごをかじったような感じがする星雲です。こぎつねというといたずらっこのイメージがありますが、きつねが犠牲になって仲間を守るというお話もあり、イエス・キリストが十字架の犠牲になったことを思いおこします。

カテゴリー
夏の星座

わし座

わし座:打たれ傷つきながら、なお飛び上がろうとしているわしの姿があります。わしは、鳥の中の王であり、へびにとっては、最も恐ろしい敵です。一等星アルタイルは、七夕では彦星として有名ですが、アラビア語では「傷ついたもの」という意味です。申命記32章11節12節に次の言葉があります。「鷲が巣を揺り動かし 雛の上を飛びかけり 羽を広げて捕らえ 翼に乗せて運ぶように ただ主のみ、その民を導き 外国の神は彼と共にいなかった。」ここにわしの、ひなへの限りのない愛情があわられています。わしのひなに対するやさしさは、いざというときには、自ら身体を裂き、赤く血ぬられた肉をひなに与えるほどだといわれています。この星座では、メシヤが十字架で血を流しながら、人々を愛し続けた偉大な犠牲愛を象徴しています。

カテゴリー
夏の星座

こぐま座

こぐま座:北極星をα星に7つの星がならびます。ヨハネの黙示録に記された「7つの星」すなわち7つの教会を連想することができます。「あなたは、わたしの右の手に七つの星と七つの金の燭台とを見たが、それらの秘められた意味はこうだ。七つの星は七つの教会の天使たち、七つの燭台は七つの教会である。」(ヨハネの黙示録1章20節)また、この星座は、全部で24の星によって成っており、これもヨハネの黙示録の言葉に通じます。「また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。」(ヨハネの黙示録4章4節)こぐま座は、天の神に仕えるこれらの長老を象徴しているといえるでしょう。)

カテゴリー
夏の星座

いるか座

いるか座:わし座のアルタイル近くに美しい星のかたまりがいるか座です。元気に満ちあふれ、躍り上がっているような魚の図です。いるかは死からよみがえってもう一度躍り上がる姿を象徴しています。私たちの罪を一身に背負ったキリストは、一度死んだのですが、再びよみがえり、死から生への最初のものとなりました。そして教会の頭となったのです。やぎ座では、死にひんした山羊が、再び霊による新しい命を得ていきます。その移り変わりをこのいるかの躍り上がる姿と結びつけて考えると、この星座の意味をさらに深く味わうことができます。

カテゴリー
夏の星座

や座

や座:この矢は、罪深い人間の身代わりとなる神のひとり子イエスに、狙いが向けられています。この矢を受け止めたキリストの姿は、死に瀕して倒れている山羊によって象徴されています。キリストは私たちの罪を背負い、このさばきを身代わりにお受けになられたのです。旧約聖書詩編38編に、この弓矢のことが記されています。「あなたの矢はわたしを射抜き、御手はわたしを押さえつけています。わたしの肉にはまともなところもありません。あなたが激しく憤られたからです。骨にも安らぎがありません。わたしが過ちを犯したからです。わたしの罪悪は頭を越えるほどになり耐え難い重荷となっています。」なぜキリストはこのように罪深い私たちのために正義の弓矢を受け、苦悩と屈辱を受けられたのでしょうか。ローマの信徒へ手紙3章23節24節には次のように書かれています。「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いのわざを通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。」

カテゴリー
夏の星座

りゅう座

りゅう座:りゅうは蛇の化け物で、敵意を含み、巧妙に悪の道へと誘う悪魔の代表とされています。龍を見た人は1人もいないのに、人々は龍についての話を持ち出し、それぞれの宗教に結びつけ、古代の星座の中に位置づけてきました。聖書には龍の話がたくさんありますが、ここではヨハネの黙示録を紹介しましょう。天でミカエル率いるみ使い軍と龍との戦いが始まりますが龍は勝てません。天に居場所のなくなったこの巨大な龍、すなわち悪魔とサタンと呼ばれ全世界を惑わす年を経た蛇たちは、地獄に投げ落とされ、悪魔の使者たちも、もろともに投げ落とされてしまうのです。悪魔は自由に動き回り、神の権威に逆らい、人々を惑わし続けてますが、その悪魔の末路は、神の手による審判と滅亡です。(ヨハネ黙示録12章1-9節)