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カテゴリー: 南半球から見える星座
おおかみ座:昔はケンタウルス座の一部とされたが、独立した星座。キリスト教では、キリストが弟子たちを派遣するときに、「狼の群れに小羊を送り込むようなものだ」といわれたとでてきます。ここでは弟子たちに反対するものとしてえがかれています。(ルカによる福音書10章3節)しかし、また一方では、「狼と小羊は共に草をはみ」と表現されているところもあります。(イザヤ書65章25節)
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みずへび座
みずへび座:比較的歴史が新しい星座であり、ギリシャ神話などもありません。エリダヌス座の南にある星座であり、うみへび座やりゅう座、へび座などに比べると小さな星座といえるでしょう。メスのうみへび座に対してオスのみずへび座が設定されたともいわれています。聖書ではへびが、人間を罪に導いたお話が創世記にでてきます。

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とけい座
とけい座:フランスの天文学者ラカイユが設定した星座の1つ。ラカイユは、南アフリカへ天体観測のために振り子時計をもっていったそうです。当時は、貴重なものだったでしょう。聖書にもキリストが天に召されたときは午後3時ごろであったという記述があり、時刻を示すことは重要なことだったと思われます。

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ほ座
ほ座:天に凱旋するアルゴ座の一部ですが、アルゴ座は、4つに分けられる前は、全天で一番大きな星座とされていました。現在では、とも座・ほ座・らしんばん座・りゅうこつ座に分けられています。


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りゅうこつ座
りゅうこつ座:ギリシャ神話に登場するアルゴ船の形です。星座が大きすぎて四つの星座に分けられました。とも座・ほ座・らしんばん座・りゅうこつ座の四つです。α星カノープスは、蛇にかまれて死んだ勇敢な舵手の名とされ、エジプトでは、神聖な存在として崇められていました。キリスト教では、アダムとエバがエデンの園から追放された話を思い出します。二人は人間本来の知識と正義を失ってしまったのです。そこで、この宝を再び得るために、キリストは彼にしたがう、教会という船団を組織したことを連想することができます。

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エリダヌス座
エリダヌス座:この星座は、オリオンの足元から右や左と流れ出て、川のようですが、その先がわからず、暗黒の世界が待ち受けているように不気味です。この川はエリダヌス、すなわち、さばきの川を意味しています。聖書を見ると、いたるところにさばきの川の描写があることに気づきます。預言者ダニエルは「火の川が流れ出ていた。」と表現しています。(ダニエル書7章10節)さばきの言葉は人類への警告だと思われます。しかし、一方で、愛なる神は最後の審判から永遠に逃れる道を備えておられます。それが救い主キリストを信じて救われる道です。それは慰めのオアシスである永遠のいのちの川に身をゆだねることなのです。
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さいだん座
さいだん座:南の地平線にところ、暗くて何か終局の破滅を象徴するようだといわれてきました。アラビアではこの星座に「物事の終わり」という意味があり、ヘブル語でも同じで、詩編の言葉「主はわたしのために、みこころをなしとげられる」(詩編138編8節)にもみられます。この星座では、暗闇の敵が最後の審判のもとに打たれ、踏み砕かれる様子を示されています。キリストは悪魔とその使いが用意された永遠の火の池に投げ込まれ、最後の滅亡を迎えることを明らかにしています。

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南十字座
南十字座:南天の空で有名なものは南十字星です。南半球に行けば、一度は見てみたい星座といえるでしょう。1等星2つを含み南の空に明るく輝いています。この星座がキリストの十字架をあらわしていることは明らかです。古代エジプトの全天星座絵では、南十字座はライオンの形に描かれ、口から舌をだして弱り果てあえいでいる姿です。これは、十字架上で「われ渇く」と叫び、苦しまれたキリストの姿に通じるものです。
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