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冬の星座

こいぬ座

こいぬ座:子犬は、法に違反する高慢な人に対する天よりのさばきが必ずあることを示す象徴とされています。一等星プロキオンはシリウスに先駆けて東の空に上がってきます。そして、プロキオンの輝きは、全能の神の力によって悪の根元を絶ちきる用意のあることを表しているとされています。

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春の星座

かんむり座

かんむり座:南十字座は十字架をあわしていますが、この星座は復活をあらわしています。神は、罪の中にある人間を救うために、イエス・キリストをこの世に送って下さいました。イエスは、罪を犯されなかったのに、私たち人間の罪をすべて背負って十字架で死なれました。しかし、キリストは三日目によみがえられたのです。キリストの死と復活のゆえに、神は信じる者を永遠の世界に導き、勝利の冠を与えて下さるのです。

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夏の星座

はくちょう座

はくちょう座:古くから南十字に対して、北十字とも呼ばれていました。美しい白鳥は、乾ききった人々の心に喜びの水を与え、生きる希望をもたらす主イエス・キリストをあらわしています。この白鳥は、天のかめから尽きることなく流れる川、天の川銀河(ミルキーウェイ)の上を舞っています。恵み豊かないのちの水の上を舞っているのです。α星デネブは「来るべき主」を表し、デネブの別名アリデッドは「主がおりる」という意味があります。キリストは、今なお、天に舞いつつ、人々に希望と勇気を与え続けているのです。

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夏の星座

こと座

こと座:旧約聖書の詩編21編「御力を表される主をあがめよ。力ある御業をたたえて、我らは賛美の歌をうたう。」ハープは、喜びの歌ごえを象徴しており、一等星ベガはその中心となっています。この星座も、福音の印です。アダムが楽園から追放され、人間は長い間真実の喜びと笑いの世界からおいやられていました。失われた世界を象徴しているのがこの星座です。こと座を眺めるとき、イエス・キリストに委ね、悪魔から解放されて、悩み・苦しみ・ねたみ・争いからはなれ、ハープの奏でる楽園の世界へと導かれるように感じます。

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春の星座

うしかい座

うしかい座:聖書では、キリストは羊飼いにたとえられています。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは、羊のために命を捨てる。」(ヨハネによる福音書10章11節)「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。」(ヨハネ:10章14節)この星座が羊飼いのキリストの姿をあらわしています。1等星アルクトウルスは「熊の番人」の意味がありますが、元の意味は「羊の群れ」や「羊の囲い」の意味です。おおぐま座のしっぽは異様に大きく、古代では、熊でなく羊の群れを意味していました。顔の部分のβ星ネッカルは「牧人」μ星アルカルロプスは「つえ」を意味し、羊飼いの役割を示しています。

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冬の星座

オリオン座

オリオン座:右手に棍棒をふりかざし、左手に討ち取ったライオンをもっている狩猟者の姿をしています。「すばるとオリオンを造り闇を朝に変え昼を暗い夜にし海の水を呼び集めて地の面(おもて)に注がれる方。その御名は主。」(アモス書5:8)と、星座の創造主の権威をもって、神のさばきを示しています。エレミヤは、さばきのために多くの漁師を呼んでくるとしています。(エレミヤ:16:16~17)さばきの王がオリオンに象徴されています。また、イエスの弟子たちの多くは漁師をしていました。「オリオンの綱を緩めることができるか。」(ヨブ記38:31)と、その優美さのゆえに創造主の知恵の深さを賛美しているところもあります。腰の帯にある3つの星は、3人の王を示しているとされていますが、クリスマスの時期に見えるので3人の博士のようにも感じられます。

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秋の星座

ペガスス座

ペガスス座:ペガススは、背中につばさをもった馬が全速力で走っているところです。神のみ使いであるこの馬は、いたるところに神の恵と喜びとを運んでいるのです。旧約聖書のゼカリア書には、神は地上の様子を知るために、使いや馬を送り出したとあります。語源的には、ペガススのペガは「主」をあらわし、ススは「馬」をあらわしています。ペガススは「喜びのおとずれを運んで走る」という意味があり、十字架の福音が全世界に伝えらえていく象徴なのです。イエスはこう言われました。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(マルコによる福音書16:15)