投稿者: eiji
さんかく座:トレミーの48星座の1つですが、神話との関係はあまりないとされています。M33という渦巻きの星雲があることで有名。キリスト教では、父・子・聖霊の三位一体を連想させる星座といえるでしょう。
たて座:ヘベリウスが1684年に「ソビエスキーのたて座」としてつくったものです。17世紀にオスマン・トルコ帝国を打ち破ったポーランド王・ソビエスキーをたたえたもので、星座の中でも実在する人物が元になった珍しい星座といえるでしょう。星座の中心に大きく十字架が描かれているのが特徴です。今では、ソビエスキーという名前が消えて「たて座」と呼ばれています。

とかげ座:17世紀ポーランドの天文学者ヘベリウスによって設定されました。小さく輝く星たちを見て「とかげのうろこ」を連想したようです。また、キリストトカゲとよばれるトカゲがいます。危険を感じると水面の上を走ることができるそうです。聖書では、イエス・キリストが湖の上を歩いて弟子たちの舟までこられたとあります。あれている海であってもイエスがいっしょに乗られると,舟が目指す地についたのです。(ヨハネによる福音書6章16~21節)

やまねこ座:3等星より暗い星でできており、見つけにくい星座です。この星座を設定した人が、「この星座を見つけるためには山猫のような鋭い目が必要だ」というほど見つけにくい星座です。見えにくいものを見えるようにする、これは、キリスト教で言えば聖書のはたらきといえるかもしれません。また、讃美歌もまた同じ働きをしているかもしれません。

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じょうぎ座
じょうぎ座:フランスの天文学者ラカイユによって作られた星座で直角定規と直定規が重なったように見えます。新しい星座なので神話等はありません。キリスト教では,パウロの回心によってイエス・キリストを伝えるようになったパウロと、それまでイエスの弟子たちを迫害していたサウロが同じ人物であったことを思い起こすようにも考えられます。
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かじき座
かじき座:もともとはシイラ座とされており、シイラがいつのまにかかじきとよばれるようになったようです。聖書ではヨナの話が有名です。ヨナは神様に背を向け、反対の方向に行こうとしますが、魚に飲み込まれてしまいます。ヨナの切実な祈りを聞かれた神様は、ヨナを魚の中から救い出されるのです。短いヨナ書ですが、旧約聖書にでてきます。かじき座は、近くにきれいなタランチュラ星雲があることでも有名です。

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きょしちょう座
きょしちょう座:きょしちょうとは、キツツキ目オオハシ科に属する鳥類です。ヨーロッパでは珍しい鳥だったので星座になったといわれています。くちばしが大きな鳥という意味だそうです。大きなくちばしになった説の1つの理由として餌をとりやすいということがあります。イエス・キリストの例え話では、種まきのたとえというのがあります。そこでは、道ばたに落ちた種を鳥がきて食べてしまったことがでてきます。その他の種もほとんどが育たなかったが、よい地に落ちたものは、100倍、60倍、30倍にもなったというお話です。(マタイによる福音書13章3節~9節)
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カメレオン座
カメレオン座:16世紀以降に作られた星座であり、アフリカ・インド等にカメレオンが生息しているため、船乗りたちが連想したという説があります。体の色が変わることで有名ですが、キリスト教的には、弱かった弟子たちが、復活したイエスに出会い、全くちがったように動き始めたことを連想させられます。

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とびうお座
とびうお座:16世紀以降にできた星座です。船乗りたちが見たトビウオが珍しかったため、その姿を星座にしたと伝えられています。キリスト教の象徴として魚の形のシンボルを用いられるようになった理由はいろいろあるとされています。その1つが、弟子たちの多くが漁師であったことがあげられます。弟子のペトロは、イエス・キリストに「あなたは人間をとる漁師になるのだ。」と言われ、それにしたがったと聖書にでてきます。また復活されたイエスにしたがって網をあげると153匹の魚がとれた話もあります。
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