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冬の星座

いっかくじゅう座

いっかくじゅう座:冬の大三角の中に一角獣のモデルであるユニコーンが横になっている姿がえがかれています。旧約聖書に登場する想像上の動物「ユニコーン」だとされています。ユニコーンは1本の角が生えており、解毒作用があるといわれ、病もなおし、ユニコーンの血を飲めば不応不死になれるなどの伝説がありました。このようなことから、一角獣は幸福をもたらす動物とされ、みんなが一角獣をさがしもとめましたが、見つかることはなかったようです。一角獣を見つけるには心の清らかさが必要とされ、伝説から星座になったと伝えられています。一方で、ユニコーンは、人間の善悪の両方をもつ両義性を伝える存在とも言われています。現在の聖書民数記の23章22節では、「彼らにとって野牛の角のようだ。」と表現されていますが、野牛は,昔一角獣と訳されていたようです。このように一角獣は聖書にたびたび登場しています。したがって、もともとこのいっかくじゆう座は、聖書を元にした星座といえるのではないかと思われます。

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