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秋の星座

うお座

うお座:2匹の魚がいます。1匹は北極に向けられ、1匹は太陽の道である黄道に横たわっています。2匹の魚はバンドで結ばれています。2匹の魚はキリストの働きから生まれた「教会」を象徴しています。預言者エゼキエルの言葉には「聖なる海は、数え切れないほどの魚が満ちあふれるであろう」とありました。教会はキリストの来臨前の教会と来臨後の教会いいかえると新約の教会と旧約の教会にわかれています。しかし、信仰は1つです。2つの魚はしっかりと結ばれ霊的命も1つです。その一端は、おひつじ(キリストをあらわす)の足にかかっており、教会はキリストとつながっていることを示しています。

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秋の星座

みなみのうお座

みなみのうお座:みずがめ座から流れ出ているいのちの水の中に、1匹の魚が生きています。ちょうど口のところに1等星フォーマルハウト(魚の口の意味)が光っています。聖霊のはたらきによって新しいたまものが生まれる様子を描いています。この聖霊の賜物とは、あがない主キリストを信じて新しく生まれ変わった人々の群れ、すなわちキリストの教会を意味しています。魚はこの信仰者の群れ、教会の象徴です。教会は新しく霊的創造によって造りかえられた者の集まりであり、魚がいのちの流れにまかせているように聖霊の新しい力によって生きるのです。

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秋の星座

みずがめ座

1人の男が大きなかめを抱え、天からの水を尽きることなく流しています。キリストがかかえるかめは、幸いに満ち満ちた新たなるものを生み出す、尽きることのない力がたくわえられていることを示しています。かめから流れ出る水については旧約聖書の預言の言葉が次のように明らかにしています。「わたしは渇いている地に水を注ぎ渇いた土地に流れを与える。あなたの子孫にわたしの霊を注ぎあなたの末にわたしの祝福を与える。」(イザヤ書44章3節)わたしの霊とは聖霊をさし、かめから流れ出る水は、聖霊の豊かな臨在を表し、聖霊の注ぎによってはじめてキリストを信じるすべての人々の乾きがいやされ、永遠のいのちと祝福が与えられることを示しています。

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夏の星座

いるか座

いるか座:わし座のアルタイル近くに美しい星のかたまりがいるか座です。元気に満ちあふれ、躍り上がっているような魚の図です。いるかは死からよみがえってもう一度躍り上がる姿を象徴しています。私たちの罪を一身に背負ったキリストは、一度死んだのですが、再びよみがえり、死から生への最初のものとなりました。そして教会の頭となったのです。やぎ座では、死にひんした山羊が、再び霊による新しい命を得ていきます。その移り変わりをこのいるかの躍り上がる姿と結びつけて考えると、この星座の意味をさらに深く味わうことができます。

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夏の星座

や座

や座:この矢は、罪深い人間の身代わりとなる神のひとり子イエスに、狙いが向けられています。この矢を受け止めたキリストの姿は、死に瀕して倒れている山羊によって象徴されています。キリストは私たちの罪を背負い、このさばきを身代わりにお受けになられたのです。旧約聖書詩編38編に、この弓矢のことが記されています。「あなたの矢はわたしを射抜き、御手はわたしを押さえつけています。わたしの肉にはまともなところもありません。あなたが激しく憤られたからです。骨にも安らぎがありません。わたしが過ちを犯したからです。わたしの罪悪は頭を越えるほどになり耐え難い重荷となっています。」なぜキリストはこのように罪深い私たちのために正義の弓矢を受け、苦悩と屈辱を受けられたのでしょうか。ローマの信徒へ手紙3章23節24節には次のように書かれています。「人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、ただキリスト・イエスによる贖いのわざを通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。」

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秋の星座

やぎ座

やぎ座:倒れかかった山羊の姿があります。尾は魚の形をしており、生き生きとしています。半分は山羊、半分は魚という奇異な動物です。山羊や羊は古代より神にささげられてきた動物としてえがかれています。この星座の山羊は、死を前にしてうなだれている姿です。片足は曲げて体の下にあり、もう一方の片足はのばしたたままで起き上がる力もありません。このことは聖書に記されている通り、キリストが人々の罪を一身に背負い、その罪のあがないとして死のまぎわにある姿を表しています。この星座のラテン語名であるカプリコルヌスには、「山羊」のみでなく、「あがない」の意味も含まれています。魚には「生産」の意味があり、キリストが最初に使徒を選んだとき、「わたしについてきなさい。あなたがたを人間をとる漁師にしてあげよう」でした。聖書学によると、魚はキリストによって再生した人々、すなわち新しい命をあたえられた人々を意味しているのです。

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夏の星座

りゅう座

りゅう座:りゅうは蛇の化け物で、敵意を含み、巧妙に悪の道へと誘う悪魔の代表とされています。龍を見た人は1人もいないのに、人々は龍についての話を持ち出し、それぞれの宗教に結びつけ、古代の星座の中に位置づけてきました。聖書には龍の話がたくさんありますが、ここではヨハネの黙示録を紹介しましょう。天でミカエル率いるみ使い軍と龍との戦いが始まりますが龍は勝てません。天に居場所のなくなったこの巨大な龍、すなわち悪魔とサタンと呼ばれ全世界を惑わす年を経た蛇たちは、地獄に投げ落とされ、悪魔の使者たちも、もろともに投げ落とされてしまうのです。悪魔は自由に動き回り、神の権威に逆らい、人々を惑わし続けてますが、その悪魔の末路は、神の手による審判と滅亡です。(ヨハネ黙示録12章1-9節)

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南半球から見える星座

さいだん座

さいだん座:南の地平線にところ、暗くて何か終局の破滅を象徴するようだといわれてきました。アラビアではこの星座に「物事の終わり」という意味があり、ヘブル語でも同じで、詩編の言葉「主はわたしのために、みこころをなしとげられる」(詩編138編8節)にもみられます。この星座では、暗闇の敵が最後の審判のもとに打たれ、踏み砕かれる様子を示されています。キリストは悪魔とその使いが用意された永遠の火の池に投げ込まれ、最後の滅亡を迎えることを明らかにしています。

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夏の星座

いて座

いて座:神の子であると共に人の子であるという2つの性質を持った射手の姿を見ることができます。弓を持った力強い武士の姿ですが、腰から下は馬という怪人で、ケンタウルス族とよばれる馬人です。ギリシャ人は、ケイローンとよんでいました。矢の先は、さそり座やへびにも向けられています。キリストが、救いの計画を妨害しようとしている悪魔との戦いに打ち勝ち、自らを犠牲にして死に復活した事実は、この星座の意図しているところでしょう。

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夏の星座

へびつかい座

へびつかい座:古代ギリシャでは、医師の神をへびつかいにあてはめました。悪魔と戦いながら、病人をいやし、神の子であることを証明しつづけたキリストの働きを連想させるものです。「イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。」(マタイによる福音書9章35節)