うしかい座:聖書では、キリストは羊飼いにたとえられています。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは、羊のために命を捨てる。」(ヨハネによる福音書10章11節)「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。」(ヨハネ:10章14節)この星座が羊飼いのキリストの姿をあらわしています。1等星アルクトウルスは「熊の番人」の意味がありますが、元の意味は「羊の群れ」や「羊の囲い」の意味です。おおぐま座のしっぽは異様に大きく、古代では、熊でなく羊の群れを意味していました。顔の部分のβ星ネッカルは「牧人」μ星アルカルロプスは「つえ」を意味し、羊飼いの役割を示しています。