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冬の星座

オリオン座

オリオン座:右手に棍棒をふりかざし、左手に討ち取ったライオンをもっている狩猟者の姿をしています。「すばるとオリオンを造り闇を朝に変え昼を暗い夜にし海の水を呼び集めて地の面(おもて)に注がれる方。その御名は主。」(アモス書5:8)と、星座の創造主の権威をもって、神のさばきを示しています。エレミヤは、さばきのために多くの漁師を呼んでくるとしています。(エレミヤ:16:16~17)さばきの王がオリオンに象徴されています。また、イエスの弟子たちの多くは漁師をしていました。「オリオンの綱を緩めることができるか。」(ヨブ記38:31)と、その優美さのゆえに創造主の知恵の深さを賛美しているところもあります。腰の帯にある3つの星は、3人の王を示しているとされていますが、クリスマスの時期に見えるので3人の博士のようにも感じられます。

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秋の星座

ペガスス座

ペガスス座:ペガススは、背中につばさをもった馬が全速力で走っているところです。神のみ使いであるこの馬は、いたるところに神の恵と喜びとを運んでいるのです。旧約聖書のゼカリア書には、神は地上の様子を知るために、使いや馬を送り出したとあります。語源的には、ペガススのペガは「主」をあらわし、ススは「馬」をあらわしています。ペガススは「喜びのおとずれを運んで走る」という意味があり、十字架の福音が全世界に伝えらえていく象徴なのです。イエスはこう言われました。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(マルコによる福音書16:15)